以上に当てはまる方は、仮想通貨をすぐに始めることをおすすめします。
しかし実際に始めようとしても、そもそも仮想通貨とは何なのか、どのような口座を開設すればいいのか検討もつきませんよね。
そこで今回は仮想通貨の紹介から、運用の始め方までを解説していきたいと思います。
これから始めようとしている方は、是非ご参考頂ければ幸いです。
仮想通貨とは
別名は暗号通貨とも呼ばれ、簡単に言うとインターネットを通じてやり取りされる財産的価値を持つものを指します。
つまり暗号通貨は別物だと思っている方も少なからずいらっしゃいますが、どちらも同一のものです。
インターネットを介して不特定多数の人々や企業が商品やサービスを購入することが出来るもので、
実体のある円やドルのように、中央銀行などのオフィシャルな機関が介在せず、取引所を経由して実体通貨と交換することが出来ます。
メジャーなものはビットコインやリップル等ですが、その他にも大変多くの仮想通貨が存在しており、現在では1500種類以上という膨大な数になっています。
なぜ仮想通貨が注目されるのか
人によっては、インターネット上にしか存在しない通貨と聞くと不安感を覚えそうですよね。
消えてしまったり、悪用されやすそう。といった意見も少なからずあります。
しかし仮想通貨は、昨今の発達したインターネットセキュリティーによる下支えや、ブロックチェーン技術(簡単に言うとネット上で台帳を作成する仕組み)と呼ばれる発展技術で確かな安全性を確立しています。
そして投資対象としても大変魅力的となっており、
仮想通貨の活発な価格変動は、トレーダー達を惹きつけるには十分な要素です。
その例としては、ビットコインの値動きを見て頂ければ一目瞭然でしょう。
こちらの画像は、ビットコインのチャートです。
ここ5年程度で異常とも言える上昇を記録しているのがお分かりでしょうか。
100円程度で売買されていた頃から、今では600万円以上の値が付いており、プロの機関投資家達も一つの投資対象として着目している程です。
相場の初心者の方であれば、このあたりで大きく下落してしまうと思うかもしれませんが
1000万円程度、あるいはそれ以上まで上昇する観測もありますので
今からでも全く遅くはありません。
加えて、仮想通貨のもう一つの醍醐味は乱高下です。
2月の末頃には500万円を切ったところ、二週間後には600万円を抜けて上昇。
たった一ヶ月程度の間に往復で200万円の値動きがありました。
実際のところ、実体通貨ではこんな値動きになることはあり得ませんが、
仮にこんな乱高下がドル円で起これば世界は大混乱となり、誇張ではなく死者も出る大騒ぎになります。
まさに仮想通貨だからこそ可能なプライスアクションであり、
トレーダーが大きな利益を出すことの出来る理由でしょう。
事実、ビットコインで資産を莫大に増やした人達(通称:億り人)は一時期トレンド化していましたね。
仮想通貨運用の始め方
ここからは、口座の申込からトレードスタートまでを解説していきたいと思います。
仮想通貨運用はFXや株式と殆ど変わりませんので、既に運用中の方は簡単にイメージできるでしょう。
1.口座開設
まずは取引所のウェブサイトで口座開設を申し込みます。
有名どころとしては
・Coincheck
・bitFlyer
・DMM Bitcoin 等 があります。
手数料や取引仮想通貨の種類等に差がありますので、自分のニーズにあったところを選ぶようにしましょう。
新規登録が完了したら、本人確認の段階に入ります。
実はこの本人確認が意外と手間取る場合があるので注意が必要です。
氏名や住所はもちろん、本人確認書類の提出や、
身分証と顔を横に並べた写真が必要になる可能性もあるので、取引所の案内に従いましょう。
完了すると1週間程度でハガキが郵送されてきます。
取引所によっては、ハガキに記載のコードを入力する必要もありますので
もし届いた場合は必ず保管しておくことをおすすめします。
(万が一に備えて写真に残しておくことも有効です)
2.口座への入金
口座開設が完了したら、早速資金を入金していきましょう。
銀行振込はもちろん、取引所によってはコンビニ入金等も利用出来ますので、自身の使いやすい方法を選ぶといいですね。
又、fxと同じように銀行振込の際は振込名義人を編集する必要があるので注意が必要です。
そちらの入力に不備があると、口座反映が著しく遅れてしまう場合があります。
3.トレードスタート
以上の手順が済めば、早くもトレードを開始することが出来ます。
今後上昇が見込める場合は仮想通貨を買っていきましょう(ロングと言います)
逆に下落すると思う場合は空売り(ショート)することも可能です。
未経験の方は空売りという言葉に馴染みが無いかもしれませんが、
これは証拠金取引の際に使われる用語で、
実際に仮想通貨を持ってはいないが、売りのポジションを持って後で買い戻す。
といったイメージを持って頂ければ問題ないと思います。
更にシンプルに言うと、相場が下落した際に利益がでる取引手法です。
チャートの動きを予測して、ロングとショートを上手く使い分けていきましょう。
又、トレードの成績によっては当然口座の資金を減らしてしまい、積み重なれば全資金が無くなってしまうリスクもありますので、その点は理解しつつ十分に注意したいですね。
4.売却以降
保有ポジションが狙い通りの値動きをしたら、売却しましょう。
取引所によっては手数料が発生するので、事前に計算しておくことをおすすめします。
又、仮想通貨は乱高下が激しい物もありますので、適切に損切りすることも必要です。
売却が済んだら口座を確認して損益が反映されているかを確認しましょう。
まとめ
仮想通貨は近年大変注目度の高い投資対象です。
しかしもちろん、現金への換金だけではなく仮想通貨自体を店舗で使用することも可能となっていますので、
キャッシュレス化が進む現代に於いて、自身の目的やニーズに合わせて有効活用して頂ければと思います。