5万円や10万円の少額資金からトレードを始めるならレバレッジの高い海外口座が一般的。そう思うトレーダーさんは多いのではないでしょうか。
昨今の副業ブームで本業を別に持つ兼業トレーダーさんが増えており、少額から気軽に始めたいというニーズは年々高まっています。
しかし「海外口座はスプレッドや手数料が高くて不安」「万が一のサポート体制や出金に時間がかかりそう」等の不安感はぬぐい切れないでしょう。
そんな方には、今回ご紹介する外為ジャパンがお勧めです。
外為ジャパンはDMM.com証券が運営するブランドの1つで、同社は国内トップクラスの人気を誇るDMM FXも別ブランドとして運営しています。
当然全く同じサービスを提供しているはずはなく、より初心者向けに特化した仕様になっていますので、これからfxを始めてみたいという方のご参考になれば幸いです。
外為ジャパンとは
外為ジャパンは旧外為ジャパン株式会社が運営していたfx・CFD事業をDMM.com証券が吸収合併したことにより、現在の運営形態になりました。
従って、DMM FXと源流は同じところにありながらも、独立したブランドとして存在しており、よりサービスのターゲットが細分化されています。
しかしツールやサポート体制の充実ぶりはしっかりと活かされているだけではなく、少ない証拠金でもスタートし易いという特徴も相まって、年々増加する副業ブームのニーズにマッチしていると言えます。
外為ジャパンのメリット
1. DMM FXと実質同じツールが利用できる
外為ジャパンでは、DMM FX社と同じ高機能ツールが利用可能です。
もちろん初心者用のシンプル仕様なものと、中上級者向けの設定が可能なツールが用意されていますので、幅広い層に利点があると言えるでしょう。
パソコン取引とスマホに対応したサービスを展開しているので、場所や時間に縛られることなく取引をすることができます。
2. 最小取引単位は1000通貨から
DMM FXとの差別化として挙げられるのが、最小取引単位です。
1000通貨と言うと、25倍レバレッジで約5000円の証拠金で済む計算になりますので、5万円からの少額取引でも十分にトレードを始めることができます。
10000通貨が最小取引単位になっている場合では、約50000円が必要になってきますので、その差は歴然ですね。
お勧めはしませんが、最低でも5000円程あれば取引ができることになりますので、これから始めたい初心者の方には大変お勧めしやすい設定になっています。
3.300を超える金融機関でクイック入金ができる
外為ジャパンでは、約340種類の金融機関からのクイック入金に対応しています。
メガバンクはもちろん、ネット銀行からの入金に対応している為、取引に利用する資金を分けている方や、地銀、信金をメインに利用している方にも便利になっています。
もちろん24時間対応になっていますので、追加入金が必要な場合や、チャンス相場にもストレス無く対応できるのはメリットの1つですね。
4.ロスカット水準が低く設定されている
一般的に国内fxでは100%に設定されていることが多く見られますが、外為ジャパンでは60%に設定されています。
一般的に400%~1000%が健全な証拠金維持率とされていますので、100%を切った段階から対策をしても、比較的余裕があるのではないでしょうか。
5.安心のサポート体制
ツール操作や入出金で分からないことがあれば、LINEで問い合わせることができます。
日本人のサポートチームが対応してくれますので、早いレスポンスで手軽にトラブルを解決することが出来るでしょう。
WEBサイトのチャットよりもシームレスな手続きが可能なことも魅力の一つです。
外為ジャパンのデメリット
1. デモトレードができない
多くのfx会社では、新規口座を開設する前に実際の相場でデモトレードをすることが出来ますが、外為ジャパンでは実施していません。
口座開設の前にツールを試してみたい方や、トレード自体が未経験の方にとっては大きなデメリットの1つと言えますね。
しかし、先述の通りツール自体はDMM FXと同じものを採用していますので、デモ口座はDMM FXで開設し、感覚を掴んでから外為ジャパンでリアルトレードを始める流れでも良いのではないでしょうか。
多くの方は最小取引単位のメリットがありますので、ニーズによってはやはり外為ジャパンが向いている方は多くいると思います。
2. 取引可能通貨が少なめ
多いところでは30種類以上の通貨を取り扱っていますが、外為ジャパンでは15種類の通貨しか取り扱っていません。加えてスワップポイントの高いトルコリラ円やメキシコペソ円も取引が出来ないので、スワップ狙いのトレーダーさんには大きなデメリットになるでしょう。
しかし、初心者トレーダーさんはドル円等のメジャー通貨ペアからチャレンジするパターンが多く見られますので、やはりこれもニーズによってはクリアできそうなデメリットですね。
3. スキャルピングが禁止されている
約定で「短時間に繰り返しトレードをする」ことが禁止されているので、スキャルピングをするトレーダーさんにはデメリットと言えるでしょう。
違反に該当する明確な基準は開示されていませんが、fx会社の裁量次第で口座凍結になる恐れがある以上は、デイトレードかスイングトレードで運用した方が安心ですね。
外為ジャパンをおすすめできるのはこんなトレーダーさん!!
- 国内fx会社で少額取引がしたい
- 充実したサポートツールを使いたい
- デイトレードかスイングトレードを軸にしている
- ドル円やユーロドルが主要取引通貨
以上に当てはまるトレーダーさんは外為ジャパン利用を検討してみては如何でしょうか。
充実したツールで少額取引ができるメリットは初心者の方に嬉しいポイントですし、まずはメジャー通貨で始めたいという方であれば尚更便利に利用できるfx会社だと思います。
外為ジャパンはこんなfx会社(まとめ)
外為ジャパンはDMM FXと同じDMM.com証券が提供するブランドの1つで、ツールの充実ぶりや安定したサポート体制をしっかりと引き継ぎつつ
最小取引単位を低く設定することで、より初心者に優しい仕様になっていると思います。
一方デモトレードが出来ず、取り扱い通貨も少なめですので、それらを加味してご自身のスタイルに合っているかどうかをご検討頂ければと思います。
DMM FXや他のfx会社と併用してトレードしていくのも良いかもしれませんね。