こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
現在大変な人気を誇っている仮想通貨取引ですが、やり方によってはもちろん損失を出してしまう危険性も持っています。
そして勝てないトレーダーに共通しているのは以下が多い傾向です。
特に三つ目のレバレッジに関する要因ですが、
知識が十分ではなく、無理なレバレッジで破産してしてしまうのは最も避けたい事の一つですよね。
一方で、まず何から勉強すればいいか分からない。と言う方も多くいらっしゃいます。
今回はそんなレードを始めたばかりの方に向けて
ビットコインで損益が出る仕組みを解説していきたいと思います。
ビットコインの値動きの原則
ビットコインはこの数年で異常なほどに大きく価格を上げてきました。
しかし一直線に上昇するのではなく、短期的な下落と長期目線の大きな上昇を繰り返して右肩上がりになっている形であることが分かると思います。
(これをテクニカルではN波動と言います)
従って今回はこのビットコインの現状を基に値動きの解説をしていきたいと思います。
長期目線の上昇理由
1.将来需要が更に大きくなると期待しているトレーダーによる積み立て投資
先を見越して数年単位の長期目線でビットコインを買うトレーダーが多くなれば、相場は必然的に上昇していきます。
そういった勢力にいるトレーダーのスタイルは毎月、あるいは毎日少額ずつ積み立ててポジションを増やしている形となり、一般的にはドルコスト平均法と呼ばれています。
ビットコインとの相性が良く、堅実で結果的に利益を出すことのできる手法として最近注目されている手法です。
2.企業や量販店で仮想通貨の採用が決まった
大企業や大手の量販店等で仮想通貨の採用が決まった場合は、需要が拡大する為価格が上昇します。
利用機会が増える=仮想通貨の購入者が増える ということになるので
もちろん上昇根拠としては強いですね。
一点注意するべきなのは、こういったニュースが一般に出回る頃には
大口はすでに買いを仕込んでいるということ。
一般投資者は後手になることが当然とも言えるので、これを狙うのは効率的ではないでしょう。
ちなみに安価な草コインがもし大企業に採用されれば大きく値を上げることになりますので、
楽しみとして一つ持っておいてもいいかもしれませんね。
3.社会情勢の影響でトレーダーが実体通貨から撤退する
実体の存在する円やドル、ユーロから投資家が撤退する場合、
これまでは金やプラチナなどの現物資産に資金を逃がすパターンが常態化していました。
しかし、現在ではこの資金逃避先に仮想通貨という選択肢が追加されています。
例えば昨今のコロナショックで日本やアメリカの経済情勢が芳しくないと投資家が判断した場合に、仮想通貨に資産を分散させるといった流れです。
これも現在では長期的に経済の低迷が予想されていますので、仮想通貨を保有しておこうという心理は大きいでしょう。
短期的な下落理由
1.短期的な利食い
現在ビットコインは大きな上昇基調で推移していますが、
その中で利食いをする動きがあれば、短期的に下落することがあります。
実際に二月末には、大口の利食いを起点にして100万円程度の下落が起こりました。
一方で、こうした要因で起こった下落は、下落したタイミングで多くの投資家が買いを仕込みますので、すぐに戻ってくる傾向があります。
大局は上昇目線である故に、反転を狙う買いが入りやすいのもビットコインの特徴でしょう。
2.ファンダメンタルズ要因
ビットコインの値動きは確かに異常とも言えます。
そしてその事実を指摘する声によって相場の不安感が増し、ビットコインを売却する勢力が生まれることもあります。
実際には英国金融行動監督機構が実体を持たない仮想通貨投資のリスクを呼び掛けたことがきっかけで暴落を起こしたこともありました。
ビットコインで勝てない理由
1.信用取引でレバレッジをかけすぎている
ビットコインでfxと同じようにレバレッジをかけて取引をしている場合は、
十分に注意した方がいいでしょう。
これは簡単な理由でして、ビットコインの値動きは異常だからです。
簡単に数十万円規模の乱高下が起こる相場で無理なレバレッジをかければ
簡単に資金はショートするでしょう。
確かに大きなリターンを得ることもできますが、今の相場で初心者が信用取引に手を出せば恐らく相場に食い物にされてしまいます。
2.冒険をし過ぎている
大局は非常に強い上昇基調となっています。
そんな中で売りを仕込めば強い流れに飲まれてすぐに資金が無くなってしまいます。
もちろん、短期的な下落で大きく利益がでることもありますが、
その際はしっかりと利食い目標を立てておきましょう。
もう少しだけ稼ぎたいと思って安易にポジションを長く持ちすぎるとすぐに資金が底をついてしまいます。
ビットコインで勝つためには
1.現物買いに徹する
現物買いであれば、証拠金以上の損失は出ないので信用取引とは違って安全に運用することが可能です。
又、一般的には信用取引よりも利益を出しにくいと思われがちですが、
ビットコインであればその考えは不要と言えます。
簡単に100万円程度の値動きがあるビットコインであれば、現物取引であっても十分すぎるほどに利益を出すことができますので、長期的視野で大きく利益を出すように運用していった方がいいでしょう。
2.ドルコスト平均法
安全に、リスクを分散して投資していく手法です。
簡単に言えば積立投資であり、一か月に一度指定した金額で自動購入することで、ポジションを増やしていきます。
一度に多くのポジションを保有するよりも、損を分散し結果的に利益を出すことができる長期運用の仕方なので、一番おすすめしやすい手法です。
現状のビットコイン投資ではこちらが最も適していると言えるでしょう。
まとめ
ビットコインは、その値動きの性質上長期運用が最も適しています。
リスクを取った短期トレードでは、乱高下についていくことが出来ず簡単に資金を溶かしてしまう結果に繋がるからです。
現在細かく取引を繰り返している方は、目先の利益はまず置いておき
長期視野で運用していくようにシフトした方がいいでしょう。