専業主婦やパートの方でも発行ができる楽天カード。
シルバーであれば年会費も無料で楽天ポイントも高還元率で手早く貯めることが出来ます。
普段使いにもポイ活にも便利なこのカードですが、
住宅ローン審査の際やクレジットカードを整理する時に退会したくなることもありますよね。
実際のところ楽天カードの解約はネット？電話？
保有ポイントやカードに紐づいたEDY残高は？
今回は解約前のこんな疑問を解説していきたいと思います。
楽天カード
まずは楽天カードの簡単なご紹介から。
楽天シルバーカード
| 項目 | 特徴 |
| 年会費 | 無料 |
| ポイント還元率 | 1%～3％ |
| よく利用される付帯サービス | 楽天市場利用でポイント３倍・ETCカード・Edy・ ネット不正あんしん制度・楽天eナビ |
| 海外保険 | 2,000万円（当カード支払い条件） |
| 利用限度額 | 10万円~100万円 |
| サポートデスク | 日本人 |
| 申し込み条件 | 20才以上 |
年会費無料、楽天市場でのショッピングはポイント3倍となり
通常利用でも1％の楽天ポイントが付与されるお得なカード。
審査難易度もさほど高くは無いので、愛用している方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
楽天ゴールドカード
| 項目 | 特徴 |
| 年会費 | 2,200円 |
| ポイント還元率 | 1％~5％ |
| よく利用される付帯サービス | 楽天市場利用でポイント5倍・ETCカード・Edy・ ネット不正あんしん制度・楽天eナビ |
| 海外保険 | 2,000万円（当カード支払いが条件） |
| 利用限度額 | 10万円~200万円 |
| サポートデスク | 日本人 |
| 申し込み条件 | 20才以上 |
シルバーの１段階上に位置するものとなり、
比較的低額な年会費と最大5%になる高還元率が魅力的です。ただし2021年4月から楽天カードと同じポイント3倍に改定されてしまいます。メリットはほぼありませんので今のところ選ぶ人は少ないでしょう。
利用限度額は200万円まで引き上げられるので、
メインカードとしても採用できるスペックを持っています。
その他にも、楽天プレミアムカードや楽天PINKカード等豊富なラインナップが用意されているので、目的に合わせて発行するようにしたいですね。
楽天カードを解約したい
楽天には、E-NAVIという会員専用のウェブサービスがあります。
分割払いやリボ払いを後から設定する後リボや、
ポイント、請求額の確認もこのサービスを利用することで
オペレーターと話すことなく、スマホのみで手配が可能です。
しかしE-NAVIでは
上記に関しては手続きが不可となっております。
従って、カードを解約したい場合は
カード裏面に記載されているオペレーター番号に電話をする必要があります。
解約の際の注意点
1.基本的に混雑している
楽天コンタクトセンターに電話する際は、一度で繋がることは珍しいと思っておいた方がいいでしょう。
土日はもちろん、平日も基本的に混みあっていることが常態化しているので、
何度かかけ直したり時間帯を変えてかけてみるのをおすすめします。
又、月末等はさらに混み合う場合が多いので、ご自身の都合に対して余裕を持って手配する必要があります。
2.カードランクによって窓口が変わる
ネット上にコンタクトセンターの連絡先が記載されている場合がありますが、
シルバーとゴールド以上では窓口が変わりますので、注意が必要です。
逆に下位ランクのカードに関して上位対応の窓口で対応が可能な場合があります。
基本的にはカード裏面に記載されている番号にかけるのが間違いありません。
3.オペレーター専用ダイヤルに繋がらない場合
先ほど楽天への電話は混雑しやすいと解説しましたが、
オペレーター専用ダイヤルに電話で繋がらない時に
自動音声専用ダイヤルに誘導される場合があります。
しかし残念ながら自動音声の案内を聞いてみても、
オペレーターと話すための明確な説明は無いんですね。
そこで覚えておきたいのが、自動音声からオペレーターに繋げるには
0を入力すると覚えましょう。
具体的な番号の選択は下記の通りとなります。用途に合わせてご参照下さい。
・楽天E-NAVIに関する問い合わせ 2→1→0→0
・料金関連の各種照会 ３
→利用可能額 1→0→0
→請求額照会2→0→0
→利用残高3→0→0
上記の他にもオペレーターと最終的に話したい場合は0と覚えると便利です。
そしてカード解約に関しては5→4→0→0となりますので、ご参考下さい。
4.解約の際の保有ポイントは？
楽天カードといえばお得な楽天ポイント。
実は解約しても、楽天アカウント自体が削除されるわけではないので
ポイントも消滅はしません。
念のためオペレーターに確認してもよいですが、公式で案内されている内容ですので
まず安心して良いでしょう。
5.Edy残高に要注意
楽天Edyは楽天ポイントをAmazonで利用出来たり
普段使いのキャッシュレス決済に於いても大変便利です。
しかし楽天Edyに関しては解約すると、
残高が自動消滅するので細心の注意を払いましょう。
事前確認は必須ですね。
6.ETCカードも忘れてはいけない
楽天カードと連携したETCカードに関しても解約後は利用不可となります。
カードリーダーに差したままにしないよう、解約を決めた段階で回収しておきましょう。
こんな場合に解約するかもしれない
1.カードのブランドを変更したい
VISA , JCB , Master Cardの三種類から選択できる楽天カードですが
ブランド変更をしたい場合は、一度解約して新規で発行する必要があります。
ちなみに、カードをランクアップする際に
違うブランドを選択して、
別ブランドのシルバー(VISA)とゴールド(Master)をそれぞれ持つという裏技もあります。
2.住宅ローン審査の為に
カード枚数が多いと、住宅ローン審査時に銀行から
「カードの枚数を減らしてください」とリクエストを受ける場合があります。
これは、カードの与信枠＝借金可能額と見なされて
審査機関からはマイナス評価となってしまうからなんですね。
状況としては急いでしまいがちですので、
解約の注意点をしっかり押さえてから手配しましょう。
3.カードの枚数を減らして整理したい
クレジットカードは発行会社によって特化する部分が変わり、
新規入会特典も大変充実している場合が多いので、
ついつい枚数が多くなってしまいがち。
しかしカードが多すぎても効率は悪くなってしまいます。
利用機会の多い、効率性の高いカードを2枚～3枚程残す感覚がおすすめです。
4.収入水準が変わった
実は楽天は審査ハードルの低さから、
一番最初のカードに選ばれることが多くなっています。
しかし年齢を重ねると自身の収入や属性が上がり、
更にステータスが高いカードをメインに据え、使わないカードを解約する方も多くいらっしゃいます。
楽天カードを解約する時は
以上を最低限注意すれば問題なく手続きができるでしょう。
又、一度解約して再度発行したくなった場合は新たに審査を受ける必要がありますので
解約の際は慎重に検討することをおすすめ致します。